小児歯科 | 診療案内
こどもの虫歯予防に、当院はフッ素塗布をオススメしております!
通常の治療費以外には、特に追加料金はかかりません。
歯の表面に細菌の塊であるプラーク(歯垢)を付着したままにしておくと細菌が出す酸や毒素で歯の表面を溶かし、虫歯になります。
特に子どもの乳歯は歯の質が柔らかいので虫歯の進行スピードが速く、少し虫歯になってしまうだけで一気に大きな虫歯になってしまいます。ですから
*プラークを落とす日頃のブラッシング
*歯の質を強くするフッ素の取り込み
*歯科医院での定期的な検診やクリーニング
が虫歯予防の第一歩となります!
小さなお子様の大事な歯を守るのは周りの大人の方の意識がとても大切です。
また、フッ素塗布は知覚過敏の予防としても効果的なので、ご家族皆さまでぜひ!(^^♪
◎フッ素歯面塗布
高濃度のフッ素を使用できる!
9,000ppmのフッ素を歯科医師もしくは歯科衛生士が塗布します。高濃度なので、長時間フッ素をお口の中に残すことができます。
◎フッ素入り歯磨き粉
お家で手軽に使用できる!
フッ素が配合された歯磨き粉を使えば、毎日のブラッシングで歯の質を強くすることができます。今現在日本では1,500ppm(厚労省が2017年3月に1,000ppmから引き上げました)までの濃度入り歯磨き粉の販売が認められており、頻繁に使うことでフッ素の効果をより発揮することができます。
フッ素を塗布すれば絶対に虫歯にならない、という訳ではありませんが、高い確率で虫歯になりにくくなります!
虫歯治療で何回も通院し、何回も歯を削る…そういった負担を少なくする為にもフッ素を定期的に歯に塗布し、大切な歯を守っていきましょう!
「治療をしに行く歯医者さん」ではなく「予防をしに行く歯医者さん」として、
ぜひ山口歯科医院へお越しください!
小児歯科とはただ子供の虫歯を治すだけではありません。虫歯予防に努め、最終的にはきれいな永久歯を正しい位置に生やしていくことを目標にしています。
小児歯科では経年的にお口の中の変化に気を配る必要があります。そのために口腔(こうくう)内カメラでお口の中を撮影し、保存します。必要なときに、いつでも以前のお口の中との変化を比べることができます。
お口の中の状態、治療の仕方、小児歯科のシステムについて納得いただけるように必ず院長が説明を致します。
受診初日はお子様に診療室の雰囲気に慣れてもらうという意味と、保護者の予防意識の向上のために個別で歯科衛生士(しかえいせいし)による予防指導を行います。お口の中をむし歯ができにくい環境にすることが先決です。
痛いなどの緊急を要する場合はもちろん処置から行います。
治療に際しては円滑に進めるためにも歯科治療を正しく理解させ、痛くない治療、こわくない治療を目指し最善の方法で行います。診療室内ではなるべく子供の視線で話しかけ、リラックスさせるように心がけています。
初めて治療する場合は何かと不安です。そこで少しでも不安感を取り除くように説明し、治療器具を見せ、音を聞かせ、危険のないものは触らせます。治療の途中でも手鏡を使い実際に見てもらいます。
初診時に立てた治療計画にそって最善をつくします。治療をするだけではなく適切な時期に予防処置を行います。
毎回、保護者の方へ処置部位、処置内容、注意事項をご説明します。
お子様に適した時期に葉書でお知らせし、定期診査を行います。
歯科衛生士または歯科医師が診査し、現在のお口の中の状態をご説明します。
不正咬合(ふせいこうごう)がある場合(歯並びに問題がある場合)には、矯正医(きょうせいい)と相談して適切な治療方法をご説明させていただきます。
お子様の歯と口の健診や治療においての保護者の方に、より良い治療のためにご協力をお願い致します。
私たち歯科診療に携わる者は、お子様の健やかな成長を心から願っています。
私たちがとても残念に思うのは、『歯医者さんは痛いところ』という先入観があることです。
確かに歯の治療にまったく苦痛がないわけではありません。
でも痛みを抑えたり、やわらげたりする方法がありますし、お子様が安心できるようにとスタッフは様々な工夫をしています。
どうぞふだんから「歯医者さんでイタイイタイしてもらいますよ」とか「そんな悪いことをする子は歯医者さんに連れて行きますからね」などのように、お子様をおどかす表現はならさないようお願い致します。もし、お子様が「歯が痛い」と訴えた時には、優しく、「口の中のばい菌を退治してもらいましょうね」などの言葉をかけてお連れ下さい。
また、子どもの歯と口の健康管理は、予防と早期発見・早期治療が基本です。
成長に合わせて診てもらうことで病気を防ぎ、むし歯のない子、よく噛んでしっかり食べられる子に育てましょう。
また、お子様にはうそをついて歯科医院に連れてこないようにしてください。我々スタッフはお子様との信頼関係を築くように努力しております。
治療が必要な場合でも理由を話して励ましながら処置を進めます。小児歯科はこわいところではありません。