24時間WEB予約
山口歯科医院 〒661-0012兵庫県尼崎市南塚口町2-39-31 TEL.06-6426-2024

審美歯科 | 診療案内

審美歯科

メタルフリー治療(ノンメタル治療)

メタルフリー治療とは、金属を使わないで治療するということです。
今までは金属を使って治すケースが多くありましたが、近年、コンポジットレジンや接着技術の向上、セラミックの物性の改善などにより金属を使わずに詰めたり、かぶせたりすることが可能となっています。審美歯科の分野ではメタルフリー修復が主流です。

歯科用金属の欠点
1. 金属アレルギーを引き起こします

ゴールドの含有量が多い金属は唾液に溶け出しにくいため、比較的安全性が高いのですが、歯科治療で使う金属の中には金の含有量が少ないものもあります。これらの金属が唾液、口腔細菌、タンパク質と結合し抗原性(アレルギー性)を持つようになります。

2. 金属の腐食

酸化還元反応により金属がイオン化し金属表面から脱落して起こります。
唾液の存在は金属の腐食を加速させますので、口の中は金属にとって不利な環境と言えます。

3. 歯肉の着色

金属の削りかすが歯肉に取り込まれメタルタトゥー(※)を引き起こします。
※メタルタトゥーとは、クラウン(差し歯)やブリッジなどの補綴(ほてつ)物やメタルコアなどの金属が錆びて溶け出して歯肉に沈着し、歯茎が黒く変色してしまうもので、ブラックラインの1種です。タトゥーという名の通り、多くの場合歯肉の奥深くまで金属イオンが浸透しているため簡単に取れないことが多く、外科的にメスなどで切り取る手術が必要になります。メタルタトゥーを防ぐには、セラミックやファイバーコアなどを用いることによって、一切の金属を使用しないことが必要です。

4. ガルバニー電流の発生

口の中に異種金属を使うことで発生する電流です。口の中で異種金属が接触すると唾液あるいは歯質を介して電流が流れます。これをガルバニー電流といいます。ガルバニー電流は金属を腐食する原因にもなります。ガルバニー電流によって歯の神経が痛むことがあり、これをガルバニー疼痛といいます。これは電位差の大きい金属が使われていると起こることが多いとされています。

5. 扁平苔癬(へんぺいたいせん)や掌蹠膿胞症(しょうせきのうほうしょう)の原因になる

口腔内に入れた金属がアレルギー性を持つと粘膜が炎症を起こす原因になります。
掌蹠膿胞症(※)の原因は口腔内にあることもありますが、慢性扁桃炎や上顎洞炎(副鼻腔炎)などの可能性もあります。
※掌蹠膿疱症はウミが溜まった膿疱と呼ばれる皮疹が手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に数多くみられる病気です。

PAGE TOP

ハイブリッドセラミックス

ハイブリッドセラミックとは、ハイブリッドレジン(プラスチック様の素材)とセラミックを混ぜ合わせた素材です。車の「ハイブリッドカー」がガソリン車と電気自動車の中間という意味なのと同じで、ハイブリッドセラミックはハイブリッドレジン(プラスチック様の素材)とセラミック(陶材)の中間の材料です。レジンよりも変色しにくく自然な仕上がりで、セラミックよりも安価であるという利点がありますが、完全なセラミックではないので透明感に欠けるため、前歯の治療にはあまりおすすめ致しません。

ハイブリッドセラミックスの利点

• 保険適用のレジン材料よりも変色しにくい素材です。(レジンはプラスチック様の素材のため、短期間に変色が起こります)
• レジン材料よりも色の種類が豊富に用意されているので、隣接した歯と類似した自然な色で作製できます。
• 通常のセラミックよりも安価です。
• 自然の歯の硬さに一番近いので、周囲の歯やかみ合う歯を痛めることがありません。

ハイブリッドセラミックスの欠点

• 通常のセラミック(メタルボンドセラミック・オールセラミック)に比べると、透明感が劣ります。
• 長期的には変色が起こります。(通常のセラミックは変色しません)
• 通常のセラミックほどは細かな色の調整ができません。

PAGE TOP

オールセラミック

オールセラミックとは、金属や混ぜ物を一切使用いていない、完全なセラミック歯です。透明感に優れた綺麗な仕上がりで、本物の歯と見分けがつかないほどの質感を実現します。また、金属を使用していないので、加齢に伴い歯肉がやせてきた時に歯の根元部分に黒いラインが見えてくることもなく、前歯の治療にとても適しております。

オールセラミックの利点

• 透明感に優れ、本物の歯のように美しく仕上がります。
• 変色せず、タバコのヤニやコーヒーなどの着色がしにくい素材です。
• 既製材料ではなく、セラミックパウダーを配合して個々の患者さんに合った色を出して行くので、隣接している歯の色と調和のとれた自然な色に仕上げることができます。
• 金属を使用していないので、加齢に伴い歯肉がやせてきた時に、歯の根元部分に、黒いラインが見えてくることがありません。
• 金属を使用していないので、金属アレルギーのある患者さんでも安心して使用できます。
• 金属のフレームを使用していない分、ハイブリッドセラミックやメタルボンドセラミックより歯を削る量を少なくすることができます。

オールセラミックの欠点

• 金属を使用せずすべてセラミック素材のため、強い衝撃や、ブリッジ治療でのたわみ力などが加わった時に、 稀にヒビが入ったり欠けたりすることがあります。

PAGE TOP

ジルコニアオールセラミック

ジルコニアオールセラミックとは、最近になって歯科材料として使用されるようになった最高級のセラミック素材を芯材として使用したオールセラミック治療です。
ジルコニアオールセラミックは人工ダイヤモンドとして知られるキュービックジルコニアとほぼ同じ成分でできており、強度と美しさを兼ね備えております。金属よりも硬くかつしなやかさがあるため、曲げる力にも強い極めて破損しにくい素材で、人体に対する安全性(生体親和性)も高いという特長があります。また金属を使用していないので、加齢に伴い歯肉がやせてきた時に歯の根元部分に黒いラインが見えてくることもなく、前歯の治療にとても適しております。特にブリッジ治療においては、従来は強度の関係から金属の裏打ちが必要でしたが、ジルコニアオールセラミックによりセラミックだけでの治療が可能になりました(ジルコニアフレーム)。

ジルコニアオールセラミックの利点

• 硬度と曲げ強度が高いので、従来はセラミックのみでは難しかったブリッジ治療やかみ合わせの強い奥歯の治療が、金属を使わずにセラミックのみで行えます。
• 透明感に優れ、本物の歯のように美しく仕上がります。
• 変色せず、タバコのヤニやコーヒーなどの着色がしにくい素材です。
• 既製材料ではなく、セラミックパウダーを配合して個々の患者さんに合った色をだしていくので、隣接している歯の色と調和のとれた自然な色に仕上げることができます。
• 金属を使用していないので、加齢に伴い歯肉がやせてきた時に、歯の根元部分に、黒いラインが見えてくることがありません。
• 金属を使用していないので、金属アレルギーのある患者さんでも安心して使用できます。

PAGE TOP

ジルコニアインレー

インレーとは、奥歯の咬合面(かむ面)等に虫歯が限局している場合に限り、虫歯の部分だけを削り取り、歯の型をとってジルコニアの人工歯を装着する治療法です。一般的には「詰め物」と言われます。虫歯が大きい場合には、クラウン(冠)で治療を行います。
通常保険治療ではインレー(部分的な銀歯)またはレジン(プラスチック様の素材)が使用されますが、金属のものは審美性に欠ける・金属アレルギーの心配があるなどの欠点が、レジンのものは吸水性が高く変色しやすい・強度が低いなどの欠点があり、長期間の使用には適しておりません。また、安価な素材のインレーは細かい調整がしにくいことから、歯とインレーの間に隙間ができやすく、隙間から虫歯になりやすいという欠点もございます。それらの欠点をカバーする素材として、ジルコニアが使用されております。ジルコニアインレーは保険が適用されませんので高価になりますが、透明感があり変色しにくいという特性から審美性に優れているだけでなく、レジンよりも丈夫で耐久性があるという利点がございます。また、虫歯治療の詰め物としてジルコニアをお選びいただく以外にも、以前に治療した銀インレーをジルコニアインレーに交換される方が増えております。古くなった銀インレーが黒ずんで虫歯のように見えたりすることが気になり、お口を開けることに抵抗を感じられ、審美性を求めてジルコニア治療をお選びになられております。

ジルコニアインレーの利点

• 保険の銀のインレーに比べ、しっかりと歯に合うので、虫歯になりにくいという特徴があります。
• 金属を使用しておりませんので、金属アレルギーのある患者さんでも安心して使用できます。
• 金属を一切使用しておりませんので、他の方から見えてしまうような比較的手前に位置する奥歯の部分の使用に適しております。

ジルコニアインレーの欠点

• 保険適用外となりますので、費用が高くなります。

PAGE TOP

ジルコニアクラウン

虫歯などで大きく歯を削った場合に、歯全体にかぶせる人工の歯をクラウン(冠)といいます。通常、「さし歯」「被せ物」とも呼ばれています。虫歯が小さい場合には、インレー(部分的な銀歯)で、治療を行います。
クラウンには保険が適用できる金属素材やレジン(プラスチック様の素材)の物もありますが、審美性や耐久性の点から、長期間の使用には適しておりません。また、保険で白い素材の冠が適応できる歯は限定されておりますので、外から見える部位でも銀色の素材を使用しなければならないケースがございます。
ジルコニアクラウンは保険外診療となりますが、部位に限定されることなく白い素材をお選びいただくことができます。また天然の歯と極めて近い美しさに仕上げることができるということが何よりの利点です。そのため以前に治療した金属のクラウンをジルコニアクラウンに交換される患者さんや、矯正の代りにジルコニアクラウンで短期間に歯並びを整える患者さんも多くいらっしゃいます。

PAGE TOP

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングで白く、美しい歯並びに

ダイレクトボンディングとは、お口の中で直接歯にハイブリッドレジンを盛って修復する治療法です。割れたり欠けたりした歯を修復したり、歯の隙間を埋めたり、歯の色を改善したりすることが出来ます。
ダイレクトボンディングに使用するレジンは保険治療で使用するレジンよりも高品質で審美性が高いものになります。さまざまな色調のレジンを少しずつ塗り重ねて形成しますので、自然な歯の色に近い美しい色合いに仕上げることができます。

ダイレクトボンディングの利点

・ダイレクトボンディングで歯の欠けや隙間を埋め、歯並びを白くきれいに整えることが出来ます。歯を大きく削ったり、歯型を取ったり、歯を動かしたりする必要がありませんので、短期間で美しい歯並びにすることが出来ます。
・歯が欠けたり削れたりした部分に直接レジンを塗り重ねて行きますので、治療のために健康な歯をけずる必要がほとんどありません。
・多数の色調のレジンを何層にも塗り重ねて行きますので、天然の歯に近い自然な白さに仕上げることができます。また、使用するレジンは保険のレジンよりも高品質で変色がしにくいという特性を持っています。
・保険の金属の詰め物や被せ物と比べて自然な歯の硬さに近いため、かみ合う歯や周囲の歯を傷めません。
・セラミックや金属と比べると割れたり欠けたりしやすいですが、レジンという特性上、破損しても比較的修理が簡単です。
・保険適用外でやや高価ですが、他のセラミック治療(ハイブリッドセラミック治療、メタルボンドセラミック治療、オールセラミック治療、ジルコニアオールセラミック治療)よりも安価です。
・歯型を採取したり、冠などの技工物を作る必要がありませんので、他のセラミック治療(ハイブリッドセラミック治療、メタルボンドセラミック治療、オールセラミック治療、ジルコニアオールセラミック治療)と比べ短期間で治療を終えることが出来ます。

ダイレクトボンディングの欠点

・色調の違う何種類ものレジンを少しずつ丁寧に歯に塗り重ねて行きますので、1回の治療時間が長くなることがあります。
1本の歯を仕上げるのに30分程度を要することがございます。
・ダイレクトボンディングは保険が適用されませんので、保険のレジンよりも高価になります。
・レジンという性質上、セラミックや金属と比べると強度の面で劣るため、欠損部が広範囲の場合には適しません。
また、歯ぎしりのくせがある方やかみしめが強い方にも適さない場合があります。
・ダイレクトボンディングは歯科医師が直接歯の上にレジンを塗り重ねて行きますので、歯科医師の技術によって仕上がりに差が出ます。審美性を求められる方は、審美歯科治療の実績がある歯科医院を選ばれることをおすすめします。
特に結婚式や就職面接などを間近に控えた患者さんが多く望まれております。

PAGE TOP

ファイバーコア

コア(土台)とは?

コアは歯科用語で「支台築造体(しだいちくぞうたい)」と言い、字の通り「歯を支える台」のことです。虫歯になった部分を取り除き、根の治療を行なった後は、クラウン(かぶせもの)を支える台としてコアを入れる必要があります。コアの素材は従来金属が主流でしたが、山口歯科では最新のグラスファイバー系材料「ファイバーコアポスト」を採用することで、より美しく、自然な仕上がりとなります。ファイバーコアポストは、細いグラスファイバーの繊維を樹脂で固めたピンのような材料です。このピンを補強材にし、その周りに歯の色に似たグラスファイバー強化型樹脂でコアの形に整えます。ファイバーコアポストで作られたコアは、従来の金属製コアとは違い、様々な特長があります。

ファイバーコアポストのメリット
1. 美しく自然な仕上がり

歯は光を透過しますが、金属製のコアは全く光透過しません。
ファイバーコアポストで作られたコアは光の透過も歯に近く、とても自然で美しい仕上がりになります。

2. 歯に似たしなやかさ

金属製コアはとても硬く、強い力が加わると直接歯の根に力を伝え、根を壊してしまうことがあります。
ファイバーコアポストは適度なしなやかさがあり、衝撃を吸収することで根を壊しにくく、歯にもやさしい材料です。

3. 金属を使わないから

コアからクラウン(かぶせもの)まで金属を一切使わずに修復できますので、金属アレルギーの心配もありません。
かぶせものも同じく光の透過性があるので、金属を使った場合に黒くみえるようなことはありません。

PAGE TOP

ホワイトニング

白く輝くきれいな歯は、あなたの笑顔を一層輝かせます。最新の技術により短時間で自然な白さに仕上がります。

今まで人前で気になっていた歯の色も、オフィス用(歯科医専用)とホーム用(ご自宅用)の施術を、ご都合にあわせて選び、歯にダメージを与えることなく気軽にホワイトニングが出来るようになりました。
あなたの笑顔をより魅力的にするホワイトニングを是非、お試し下さい。

ホワイトニングについて

山口歯科では、ご来院して行う「オフィスホワイトニング」と、ご自宅で行う「ホームホワイトニング」の2種類の治療方法があります。「オフィスホワイトニング」は1回の来院で白くすることができ、ホームホワイトニングは1日数時間、約2週間~4週間ほどかけてゆっくりと白い歯にしていきます。また、「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2つの方法を組み合わせて、より効果的に「白く」、長持ちする「デュアルホワイトニング」も、お選びいただくことが可能です。ただし、歯の質などによって効果に個人差が出ますので、山口歯科医師とのカウンセリング後、処置を行っていきます。

このような方におすすめできます!

○ 自然な色の仕上がりを希望されている方
○ 加齢変化による歯の黄ばみが気になる方
○ 生まれつき歯が黄色く、あきらめていた方
○ 今よりも、もっと美しく白い歯を望む方
○ 自分の笑顔にもっと自信を持ちたい方
○ 挙式を控えている方
○ 就職・転職をする方

オフィスホワイトニング

山口歯科で行なうホワイトニングです。歯科医院専用のホワイトニングジェルを表面に塗って、光をあてる方法です。個人差はありますが、1回の治療で透明感のある自然な白い歯を手に入れられます。治療は基本的に即日完了します。

メリット

・歯科医院の処置なので安心。
・短時間(約30分)で白くできます!
・2~3回のホワイトニングでOK!

デメリット

・後戻りが早い

ホームホワイトニング

「ホームホワイトニング」は、お好きな時間にご自宅などで歯を白くしていく方法です。患者さんの歯型にぴったり合わせたマウストレーを作成し、そこに歯を白くするホワイトニングジェルを流し込んで数時間装着します。ホワイトニングジェルをゆっくりと歯に浸透させ、約3ヶ月ほどで白い歯を手に入れられます。

メリット

・自分のペースで気軽にホワイトニングができる
・じっくり確実に3ヶ月
・トレーとジェルの簡単キット

デメリット

・白くなるまでに時間がかかる

デュアルホワイトニング

上記2つの山口歯科でのオフィスホワイトニングと、ご自宅でのホームホワイトニングをダブルで組み合わせてホワイトニングを行ないます。より効果的に、白く、長持ちさせたい患者さんにオススメです。

メリット

・最も効果的にホワイトニングができる!
・より白くしたい方へオススメ!
・長期間効果が持続!

PAGE TOP